Isilonと聞いて、すぐにピンとこない人も多いようです。一般的にはあまりなじみがない言葉ですが、Isilonとは米国EMC社が販売しているNAS製品のシリーズのことを言います。ノードと呼ばれる機器を、大きなストレージ領域にして扱えるようにした商品です。ノード単位での増設が可能であるために、事業の拡大やデータ量の増加に応じて全体のキャパを増やせるのが魅力といえます。
デジタルデータを利用する頻度が高まる今、多くの企業がサーバーの容量に苦労しているようです。そんなときはIsilonを利用することにより、様々なソースからのデータを確実に保存し、活用することができるようになります。情報を確実に保護するためには、Isilonを活用することによりデータ保存を効率よく行っていくべきです。NASストレージは、容量は増強できるものの、性能の増強はコントローラーに達するのが難しいといわれています。
近年はブランド展開してきたブランド名が変更になり、名前を変えてブランドの整理統合をすることが目的だと考えられそうです。会社名も「デル・テクノロジーズ」に社名変更を発表しており、2度の買収でも維持されてきたブランドではあるものの、現在は「PowerScale」ブランドとして加わりました。新たにプロトコルとしてアマゾンにも対応したりと近年新たなモニタリングが増えてきています。その他にも無償バンドルが増えており、見どころが増えているようです。